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ピナボスプリ

大崩壊

おそらく、いくつになってもホントの「初めて」と云うことはあるのだろう…。飼主の場合、それは昨晩の11時前から始まった出来事だった…。

これといった前触れもなく、身体的な痛みなどもなく、およそ30分に一回、明くる朝の8時過ぎまで、トイレに着座を強要されることになる。

朝8時の時点で解放されたわけではないのだが、プリモンをお風呂屋さんへ連れて行くために、意を決してマイカーをドライビング…

途中で万が一の事態が起きたら…

と云う「具体的な不安」(本来不安は具体的対象を持たないはずなのだが…)を抱きなが往復小一時間。帰路、かかりつけの病院で、抗生剤などなどを処方してもらって、どうにか大事無く帰宅…、と同時に、トイレに着座する飼主…

お昼過ぎに、2回目の服薬…

ここで一定の成果が出始めたのか、14時以降、トイレから解放された飼主…

人間の腸内にはどれだけの水分を蓄えておくことができるのだろうかと、本気の疑問を抱え込んだ今回のお腹の大崩壊…

けっして大袈裟でもなく、まして、嘘偽りでもなく「初めて」の出来事だった…